最近知人から外付けSSDを購入するとのことで相談を受けたので、色々調べてみたところ色々とおすすめのものが見つかったので記事にしてみました!
目次
SSDとは?
SSD(Solid State Drive)は、フラッシュメモリを使用してデータを記憶する記憶装置です。従来のHDD(ハードディスクドライブ)と比べて、SSDはディスクや可動部品がないため、データの読み書き速度が大幅に速く、耐久性や静音性にも優れています。これにより、パソコンやゲーム機の起動時間が短縮され、アプリケーションの動作もスムーズになります。
SSDの種類
- SATA SSD
- 特徴
SSDの中でも最も一般的で手頃な価格のモデルです。 - 接続インターフェース
SATA(Serial ATA)を使用。 - 速度
最大転送速度は約600MB/s。HDDより高速ですが、最新のSSDと比べると速度は控えめです。 - 用途
主に一般的なパソコンのシステムドライブやデータ保存用。
- 特徴
- NVMe SSD(M.2規格)
- 特徴
PCIe(PCI Express)接続に対応し、超高速なデータ転送を実現する次世代のSSDです。 - 接続インターフェース
M.2スロットを介してマザーボードに直接接続。NVMe(Non-Volatile Memory Express)規格を使用。 - 速度
最大転送速度は3500MB/s以上。従来のSATA SSDと比べて数倍の速度を誇ります。 - 用途
ゲーミングPCやクリエイティブ作業用のハイエンドパソコンに最適。
- 特徴
- 外付けSSD
- 特徴
USB接続で手軽に使えるポータブルSSDです。 - 接続インターフェース
主にUSB 3.0/3.1/3.2規格を使用し、高速転送が可能です。 - 速度
USBの規格に依存しますが、最大で1000MB/s以上の転送速度を実現するモデルもあります。 - 用途
データの持ち運びやバックアップ用途に便利。
- 特徴
- U.2 SSD
- 特徴
NVMe SSDと似ていますが、大容量でサーバー用途に使われることが多いSSDです。 - 接続インターフェース
U.2規格で接続され、安定性と性能を両立。
- 特徴
SSDのメリット
主なメリットとしては下記4点になります。
- 高速性
データ転送速度が非常に速いため、PCの起動やアプリケーションの読み込みが短縮されます。 - 耐久性
物理的な可動部品がないため、衝撃や振動に強いです。 - 静音性
HDDのようにモーター音や回転音がなく、動作音が静かです。 - 省電力
HDDよりも消費電力が少なく、ノートパソコンなどでバッテリー寿命が長くなります。
かつては容量も少なかったですが、現在では1、2TB(テラバイト)や4TB以上の物もあるので、PC本体に保存すると容量を圧迫しがちなゲームや画像、動画等のデータを外付けSSDに保存したりと活用の用途が広がりました!
私の友人のケースでは、Steamのゲームデータを外付けSSDに保存して運用するといった事も行ったりしています。※保存先をSSDにすることにより、読込が速いので起動やロードといった動作が速くなるといったメリットがあります!
SSDの寿命について
SSDの一般的な寿命は、使用状況や製品の仕様によりますが、一般的には5年から10年程度とされています。
SSDは振動や静音に優れる性能上、故障に気付きにくいのですが下記のような症状が出始めた場合は新調する目安となるので注意しましょう!
- アクセス速度の低下
ファイルの読み書きに時間がかかるようになる。 - システムのフリーズやクラッシュ
作業中に突然フリーズしたり、システムがクラッシュすることが増える。 - デバイスの認識不良
SSDがシステムから認識されなくなる。
これらの症状が頻発する場合、SSDの寿命が近い可能性があるとされているので早めにデータのバックアップを心掛けることが重要です。
私も使用しているゲーミングPCのシステムドライブにSSDを使用していましたが、8年ぐらいで上記の様な症状(特にフリーズやクラッシュ)がでたのでSSDを新調した経験があります。
おすすめの外付けSSD5選
私もゲーミングPCで使用しているメーカーの外付けSSD。軽量かつ高速データ転送が可能な手のひらサイズで大容量の優れもの。しかしながらレビューを確認してみるとMacbook Pro M2 MAX等Appleシリコンとの相性が悪いようなレビューが散見されたので、同製品を使用中の方は注意です。
速度と軽量性が高評価の優れもの。読み書きともに早く、高速データ通信が可能で、動画のリアルタイム録画に耐えられるほど早いと好評。サイズもクレジットカードサイズの大容量SSDで、コストパフォーマンスが良い。概ね高評価の本製品ですが、一方で少ないながらも認識性能についての低評価がいくつかあるので気になる方は一読しておきましょう。
USBメモリ型SSD。読み込み速度が早く、転送速度10Gbpsで安定していると好評。またUSB型ということもありサイズ感や扱いやすさについても◎。特に高評価なのが、大容量なうえに小型で、iPhone15PROMAX、パソコン、PS4、PS5等様々なプラットフォームで使用できる点が特に好まれている。 一方で、発熱から起こるサーマルスロットリング(性能を抑えることで発熱を抑え過度な温度上昇を防ぐ)についての低評価が散見されるので気になる方はレビューを一読してみましょう。
上記3SSDに比べると転送速度が劣りますが(読み込み速度は500MB/秒、最大書き込み速度は400MB/秒)その分値段が安くコストパフォーマンスに優れます。サイズもクレジットカードサイスなので携帯性にも優れます。
本日紹介する中では一番の格安SSDになります。なんといっても値段が2TBで6千ぐらいで買えるので驚異的な安さになります(他は16000~30000ちょっとぐらいですかね)。データ転送速度はカタログスペック上 550mb/秒 と早くはありませんが、値段を考えれば十分な性能かと思います。サイズもクレジットカードサイズなので携帯性も問題なし。安すぎることに不安になりそうですが、、、レビューは概ね良好みたいです。
まとめ
今回は外付けSSDについてでした。
選ぶポイントとしては、データ転送速度、容量、値段の3点を考慮して選んでみると探しやすくなると思います。何処に比重を置くかで選んでくるものも変わってくると思いますので。
以前はPC購入時はシステムドライブにもう一つファイル保存用の内部ストーレージを、なんて考えていましたが、これぐらいの容量ならば外付けで用意した方がトラブル時には対処しやすそうですね!
私も現在のPCが古くなってきたので新調する際には上記の様な構成にしてもいいかなと思い始めてきました(笑)