最近、都営地下鉄にて3ヶ月期限の定期が1ヶ月分しか必要ないことが分かり定期券の払い戻しに行ってきました。通勤や通学の際に利用する定期券ですが、他にも転勤や退職等、定期の期限内に不要となることがあるかと思います。
そこで今回は、定期券の払い戻し方法についてまとめてみました。
目次
払い戻し額の計算方法
まず定期券は、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月 と月単位の契約となり、払い戻しも月単位※での払い戻しとなります。ですので、1日使用しても1ヶ月分(30日)の使用とみなされます。
※1ヶ月は30日・3ヶ月は90日・6ヶ月は180日
例えば、1/6からの3ヶ月定期券は4/5までの期限となります。これを1/29に払い戻す場合は、1ヶ月使用したことになるので、払戻額=3ヶ月定期券代 – 1ヶ月定期券代 – 手数料(220円)
※2/5迄は上記の計算で処理される。
これが翌日の2/6に払い戻す場合には、2ヶ月使用したことになり、払戻額=3ヶ月定期券代 – 1ヶ月定期券代 × 2ヶ月分 – 手数料(220円)で計算することになります。
上記の様に払い戻しのタイミングによっては、最大1ヶ月分損してしまうことになるので、払い戻しの手続きを行うタイミングは非常に重要です。窓口で手続きを行う際に駅員さんに確認しておくと安心ですね。
なお、都営地下鉄の場合は手数料は220円となります。
払い戻し手続きはどこで行うのか?
都営地下鉄の場合は、定期券発売所がある駅でで払い戻しを行うことが可能です。JR等他の鉄道も、各路線の定期券窓口で払い戻しが可能です。
また、窓口には営業時間がありますので時間には余裕をもっていくことも大事です。払い戻し月のギリギリに、払い戻しをしようとしたら、営業終了していて払い戻しできなかった、とならないように注意する必要があります。
払い戻しをする際に必要なもの
払い戻しをする際には、下記のものが必要となります。
- 払い戻す定期券
- 公的な身分証明書(免許証・パスポート・保険証・学生証など)
- クレジットカードで購入した場合は定期券を購入したクレジットカード
- クレジットカードで購入した場合は購入時のご利用控え
※なお、代理人の方に頼む場合は色々面倒との事
尚、最近(2020年5月頃)の払い戻しでクレジットカード利用控えを無くした状態で行ってきましたので記事にしてみました(-_-;)
払い戻し時のお金については
現金とクレジットカードでそれぞれ下記となります。
- 現金購入の場合
払戻額が計算され、現金で返金されます。
- クレジットカード購入の場合
クレジットカード購入の場合は、クレジットカードを通して返金がされます。結果的にはクレジットカードの利用金額と払戻額が相殺されて、次回のカードの請求額が計算されるとのこと。
もし、定期券を購入したクレジットカードを既に解約しているという場合でも、クレジットカードの引き落とし口座に返金されるようです。(現金で払い戻し、ということもあるようですので、対応した駅員さん次第のようです。)
必要な持ち物を忘れた場合
必要なものを忘れていると払い戻しはできません。(汗
ネットで調べてみると、該当のクレジットカードを持っていっておらず、払い戻しができなかったなどの体験をされている方がいる様でした。
ただ定期期限の切り替え時(3ヶ月定期の1ヶ月が翌日になると2ヶ月目に入ってしまう)のタイミング等の場合は駅員さんが、払い戻し申出証明を発行してくれるようです。
※払い戻し申出証明があると最初に窓口にうかがった日付で計算される。
最後に
更新のタイミングによっては最大1ヶ月分の定期代、場合によっては1、2万かそれ以上の損失となってしまいます。また払い戻し手続きを行うと、その日で定期は使用できなくなるので、できれば期限が切り替わる前日に手続きを行うのが理想です。
※ちなみに帰りの切符は駅員さんに貰うことができました。
以上の様に色々とややこしい払い戻しの手続き後悔しないように、ゆとりを持って窓口で駅員さんに確認することが大事ですね!