Steamで販売されている『Heroes’ Vow: Three Kingdoms(英雄立志伝:三国志)』では、Steam Workshopを通じてさまざまなModを導入できます。


今回は、その中でも一部のModを利用するために必要となる「TKUIKit(UI前提MOD)」の導入方法を紹介します。
TKUIKitは、ゲーム内に独自のウィンドウを追加するModのための前提ライブラリです。通常のModとは異なり、Steam Workshopからサブスクライブするだけでは導入が完了せず、手動でファイルを配置する必要があります。
私も実際に導入し、関連Modの「資産台帳」が日本語環境で正常に動作することを確認しました。導入手順を順番に解説していきます。
TKUIKitとは?

TKUIKit – UI Prerequisiteは、『英雄立志伝:三国志』のModで独自のウィンドウを表示できるようにする前提ライブラリです。ゲーム標準のMod機能では対応できない独自の画面を追加するために使用され、対応するModを利用する際に必要となります。
例えば、以下のようなModで利用されています。
- 資産台帳(产业总账):所有する私有地の情報を一覧で確認できる
- 相場一覧(天下行情):勢力の情報などを一覧で確認できる
- 上限突破 / 突破上:同行人数の上限と 1 部隊の兵力上限を調整できるようする。
このように、ゲーム内の情報を専用のウィンドウで表示するタイプのModを使いたい場合、TKUIKitが必要になることがあります。
なお、TKUIKit自体はゲームデータを変更するものではなく、対応Modの画面表示を支える役割を持っています。
TKUIKitの導入方法
※Modの導入は自己責任でお願いします。ゲーム本体やModの更新によって、手順や動作が変わる場合があります。
Steam Workshopからサブスクライブする
まずは、Steam WorkshopでTKUIKitの配布ページを開きます。
ページを開いたら「サブスクライブ」をクリックします。

これで必要なファイルがダウンロードされますが、TKUIKitはこれだけでは導入完了になりません。続いて、ダウンロードされたファイルをゲームのインストール先へ配置します。
ダウンロードされたファイルを確認する
Steam WorkshopのModファイルは、通常、Steamのインストール先にある以下のフォルダーへ保存されます。
steamapps\workshop\content\3020510\3815704903
このフォルダー内にあるTKUIKitのファイルを確認します。今回の導入には、フォルダー内にある「界面前置安装包.zip」を使用します。※ファイル名や構成は、Modの更新によって変わる可能性があります。実際にダウンロードされたファイルを確認してください。

ゲームのインストール先を開く
次に、『英雄立志伝:三国志』のゲーム本体がインストールされているフォルダーを開きます。
Steamから開く場合は、以下の手順です。
- Steamのライブラリを開く
- 『Heroes’ Vow: Three Kingdoms』を右クリックする
- 「管理」から「ローカルファイルを閲覧」を選択する
ゲームのインストール先が開いたら、ゲーム本体の実行ファイル「ThreeKingdom.exe」があることを確認します。

ZIPファイルを展開する
先ほど確認した「界面前置安装包.zip」を、ゲーム本体のインストール先へコピーします。続いて、コピーしたZIPファイルを展開してください。
展開後は、ゲーム本体の「ThreeKingdom.exe」と同じフォルダーに「winhttp.dll」が配置されていることを確認します。このファイル配置がTKUIKit導入の重要なポイントです。

Steam Workshopでサブスクライブしただけでは動作しないため、ZIPファイルの展開と配置まで忘れずに行いましょう。
ゲームを起動して確認する
ファイルの配置が終わったら、ゲームを起動します。
4までの作業が正常に行えてる場合はこんな画面が表示されます。また、初回起動時は基本ライブラリのダウンロードとインターフェースファイルの生成を行うため、いつもより1~2分長くかかります。ゲームが起動するまで待ちましょう。

TKUIKitは前提Modなので、メインメニューの「MOD読み込み」でチェックしなくても動くようですが、チェックを入れると「UI Mod 管理」が使えるので、Modにチェックを入れて「再読み込み」を押します。※一覧上では、界面前置と表示されてます。「UI Mod 管理」の呼び出しはゲーム中にF10で表示される。

私の場合は、初回起動時は画面が表示されませんでしたが、ゲームを再起動した際にF10を押したところ無事表示されました。※ここから対応Modの画面呼び出しホットキー等を設定できるようです。

ここまでできれば、TKUIKitの基本的な導入作業は完了です。
資産台帳(产业总账)を導入してみる
TKUIKitが正常に導入できたか確認するため、今回は「資産台帳(产业总账)」を試してみました。
資産台帳は、所有している私有地の情報を一覧で確認できるModです。私有地の所在地や収入などをまとめて確認できるため、複数の土地を所有している場合に便利です。
導入する際は、Steam Workshopのページから資産台帳をサブスクライブし、ゲーム内のMod設定で有効にします。私有地関連の機能を追加するModと組み合わせる場合は、それぞれの説明に記載された前提条件も確認しておきましょう。
実際に使ってみた感想
今回、TKUIKitを手動で導入した後に資産台帳を追加してみました。私の環境では初回起動時には画面が表示されませんでしたが、ゲームを再起動し、再度適当なセーブデータをロードして確認したところ無事に動作しました。※F6で画面を呼び出せます。また、自宅(自分の私有の住まい)で家臣や伴侶に話しかけると、メニューに「資産台帳」が追加されているのでそこからも呼び出せます。

資産台帳を使えば、所有している私有地の情報や都市物価を一覧で確認できるため、土地を複数管理したり交易の時なんかに役立ちそうです。ゲーム内で情報をひとつずつ確認する手間を減らせるのは、便利なポイントですね。

なお、今回確認できたのは私の日本語環境での動作です。ゲーム本体やModの更新状況によって動作が変わる可能性があるため、導入後は実際のゲーム内でも確認しておきましょう。
TKUIKitを導入するときの注意点
TKUIKitを導入する際は、以下の点に注意しましょう。
- Steam Workshopでサブスクライブした後、手動でZIPファイルを展開する必要がある
- 「winhttp.dll」がゲーム本体と同じフォルダーに配置されているか確認する
- 利用するModがTKUIKitを必要としているか、配布ページで確認する
- ゲームやModの更新後に不具合が発生した場合は、各Modの更新情報を確認する
- ゲームのアップデート後
初回起動がインターフェースファイルの再生成により遅くなる。ウィンドウにデータインターフェースが未対応というメッセージ(中国語:界面的数据接口还没有适配)が出たら、Modが更新されるの待ってからゲームを再起動する。通常は解凍し直す必要はないが、更新内容に「再インストールが必要」とある場合は必要との事。 - アンインストール / 一時停止
ゲームフォルダの winhttp.dll を削除(または名前を変更)すると無効になります。完全に消すには、さらにdoorstop_config.ini、.doorstop_version、changelog.txt と BepInEx、dotnet の 2 フォルダを削除する。
また、Modを導入する前には、念のためセーブデータをバックアップしておくと安心です。不具合が起きた場合は、追加したModを一つずつ無効にして原因を切り分けるとよいでしょう。
まとめ
今回は、『英雄立志伝:三国志』で一部のModを利用するために必要となるTKUIKitの導入方法を紹介しました。
TKUIKitは、Steam Workshopからサブスクライブした後に、ZIPファイルの展開とゲームフォルダーへの配置が必要です。少し手間はかかりますが、手順どおりに進めれば導入できます。
実際に、このModを使用している資産台帳を試したところ、日本語環境でも問題なく動作し、私有地の情報をまとめて確認できる便利なModだと感じました。
今後、TKUIKitに対応したModを利用する予定がある方は、今回の手順を参考頂ければと思います。
※Modの導入は自己責任でお願いします。ゲーム本体やModの更新によって、手順や動作が変わる場合があります。
以上
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