BTO(Build To Order)パソコンは、顧客のニーズや要求に合わせてカスタマイズされたパソコンのことを指します。量販店等店頭で売っている従来の既製品と異なり、BTOパソコンは購入者が CPU や グラフィックボード などの構成を選択できるため、より個別に合った性能や機能を持つパソコンを構築することができます。
今回紹介する「FRONTIER(フロンティア)」のゲーミングPCも、カスタマイズが可能で多彩なモデルが用意されており、選択肢も豊富です。
目次
フロンティアについて
「フロンティア(FRONTIER)」は、インバースネット株式会社が運営するヤマダ電機グループ傘下のPCブランドで、1993年に創業した歴史のあるブランドです。同ブランドは、ゲーミングPCだけでなく、ノートPCやタブレットPC、高負荷な処理を行うクリエイター向けモデルなど、多種多様な製品を取り扱っています。
同社は、山口県柳井市に工場を構え、創業当初から国内での組み立て・検査体制に力を入れており、製品の開発・販売に取り組んでいます。また、コールセンターが設置されており、充実したサポート体制を整えています。
支払い方法については、クレジットカードや銀行振込に加え、PayPayやAmazon Payなどのキャッシュレス決済にも対応しており、分割払いなども利用できます。多様な支払方法に対応しており、利用者にとって使いやすいシステムとなっています。
フロンティアの評判
ーーー良い評判
インターネット上で「フロンティア」を検索ワードにすると、様々な評判を目にすることができます。その中で数多く挙げられていた良い評判をいくつかまとめました。
- 期間限定セールが豊富で安く買える
- 電源の品質が良い
- 内部の配線がまとめられておりスッキリしている
セールでの安さや、電源の品質が良いという声が多いみたいです。また内部の配線周りについても綺麗にまとめられているっといった声も上がっていました!
ーーー悪い評判
続けて悪い評判をまとめてみました。
- カスタマイズパーツの種類が少ない
- パーツブランドが記載されていないものがある
- 初期不良等の修理対応が悪い
- 納期が遅い
こうしてみるとコストパフォーマンス重視な部分なのか、カスタマイズパーツの種類の少なさやパーツについての品質、その辺からの初期不良に関わる対応の悪さが挙がっているようです。また、内部配線等の作業の都合なのか納期が遅い(1週間以上掛かる)などの声もあるようです。
安さを重視するとこういう部分では困るケースがありますね( 一一)
フロンティアの良いところ
ーーー購入時はセール時期がお得!
フロンティアは、頻繁にセールを行うことが特徴のひとつです。
週替わりセールや月替わりセール、アウトレットセールなどから始まり、年末年始や春、夏、秋にはそれぞれ季節に合わせたセールが開催されます。特に年末年始や夏に行われる大型セールでは、人気商品がすぐに売り切れてしまうこともあるため、注意が必要です。
セールのタイミングで購入すれば、お得にゲーミングPCを手に入れることができますので、セールでの購入を検討の方は公式サイトでセール情報を確認しましょう。
ーーー購入に関する相談についてもサポートが充実
商品を選ぶ際に、どれを選べばいいか迷ってしまうことがありますよね。そんな疑問に対応するカスタマーサポートサービスをフロンティアでは提供しています。
このサービスを利用すれば、予算や用途に合わせた適切な商品を選ぶことができ、安心して商品を選ぶことができます。相談窓口はメールで受け付けており、購入に関する疑問や不安を解決するために、使用用途や予算に応じた商品の詳細や比較情報、保証、購入後の不具合などの情報を提供してくれます。
また電話でのサポートも提供されているので、選択に迷ったら積極的にサポートを利用しましょう。
ーーー電源の品質が良い
格安BTOパソコンメーカーにしては珍しく、電源にもこだわりを持っています。デフォルトで組み込まれる電源は、日本製のコンデンサを使用したEnhance(エンハンス)製です。エンハンスの電源は、価格に比べて品質が高く、高耐久性が特徴です。そのため、多くのユーザーから高い評価を受けています。
ゲーミングPCは高性能なパーツを積んでいる分電力を消費しがちです。各パーツに必要な電力を安定して供給するためにも、高品質・高耐久な電源ユニットだと安心です。
個人的な話ですが、以前によく分からず安いゲーミングPCを購入し際、電源ユニットが低いものだったのでゲーム中にPCがフリーズするケースが多発しPCの故障につながったりしたことがありました。この様なケースを回避するためにも電源ユニットの品質は重要です。
フロンティアの悪いところ
ーーーパーツが少ない
FRONTIERは、一定のパッケージ化されたBTOパソコンが主力となっているため、サイコムなどのフルカスタマイズ系のBTOパソコンメーカーと比較すると、選択できるパーツの種類が少なく、またブランドの指定もできません。そのため、こだわり派のユーザーからは評価が低いようです。
パーツブランドについては、一部のグラフィックボードや冷却ファンなどに記載されている場合もありますが、メモリについては記載がありません。
HDDやSSDなどのストレージにブランドの記載があるので、BTOパソコンメーカーとしてはマシな方ですが、メモリにこだわりがある方からの評価は低いようです。
ーーー修理対応が悪い
ネットで フロンティア について調べていると、届いたパソコンの電源が入らないなどの初期不良に関するトラブルが散見されるようです。初期不良については他メーカーでも当然あることですが、納期の遅さもあり時間が掛かることもあり評価が悪いようですね。
初期不良の修理についてはサポートもしっかりしていることもあり、手間が掛かりますが無料修理に返金などしっかりとした対応は行われるとのことです!
まとめ
今回はフロンティアの良いところや悪いところを挙げてみました。コストパフォーマンスの評価がある反面、パーツの種類や修理対応、納期の遅さついての不満が多く挙がっていますね。コスパを求めると品質で劣る部分があるのは仕方がない部分なのでその点を納得できるかが購入のポイントですね。
新規に購入する方は評判が気になると思います。購入前の相談サポートなどもあるので購入前に不安な部分はしっかり確認することが大事ですね!